小野薬品の考察
小野薬品は思い入れのある銘柄です
抗がん剤オプジーボの開発により一躍スター企業の仲間入りを果たしました
個人的には、免疫療法という新しい治療法を信念を持って開発した本庶先生、小野薬品、メダレックスに敬意を表します
ただ、ビジネス面で見ると少しどうなんだろうという点があります
まず、北米、ヨーロッパの権利がないこととメルクに後追いでキートルーダを作られたことです
ロイヤリティーをメルクから勝ち取るも個人的には、とても少なく感じました
そこからは保有する気もなく今後も長期でもつことはないです
理由は簡単で、日本の医療費が頭打ちだから
おそらく今後、免疫療法は全てのガンにメカニズムから考えて有効なはずであり本当は爆発的な売り上げが期待できます
ただ、日本の医療費は増えないのでオプジーボの日本の売り上げは頭打ちとなります
おそらくブリストルは相当においしい思いをするので、免疫療法を買うならブリストルかメルクを買った方がいいと考えています
個人的には、選挙対策などのつまらないことに税金を使うくらいならオプジーボの薬価が高いのを少し国として我慢し、革命的な発見をした小野薬品に投資した方が日本のためだと思いますが。。
いかがでしょうか
ペプチドリームに関する考察
ペプチドリームは保有していませんが、最近ブリストルのP1のパイプラインから消えたということで株価が急落しました
その辺りの考察をしたいと思います
まずペプチドリームは素晴らしい技術を持った企業です
活性を有するリード化合物は間違いなく見つけることができるので、共同研究の初期のマイルストーンの達成は容易だと考えます
ただこのあと薬にするまでが非常に難しいのではと最近感じています
主に投与経路、動態、CMCあたりでしょうか
おそらくブリストルがP1でやめたのなら思うような動態ではなかった可能性が高いと思います
あと抗体も進化しているので、相対的に競争力も下がっているのかもしれません
PD-1抗体を保有するブリストルは、ペプチド医薬品が脅威となるケースを考え、ヘッジも兼ねており、ペプチド医薬品に競争力が無ければ抗体をやればいいことになります
個人的には、ペプチドリームがペプチドの情報から低分子医薬品も考えているところが本音なのかなと。。
ただ、夢のある企業なので、また考えが変わるかもしれません
クルーズを買いたいけど。。
以前保有していたクルーズが決算で急落しています
2400円で買って3000円で売ってしまいすごく後悔していました
売った株価に戻ってきたので買いたい気持ちになっています
ただ以前より宅配業界の課題や競合が多いことに加え、成長率も少し落ち着いてきたかなと印象があります
中国ECが軌道にのるまでは、そこまで強気になれません
もう少し下がれば考えたいと思います
明日が勝負
今日は特に取り引きをしていません
明日はパートナーエージェントの決算なので期待したいと思います
コネクトシップで大きな失敗をしているのでそれを挽回するべく努力をしていると考えてますのでおそらく良い結果が出ると考えています