ペプチドリームに関する考察

ペプチドリームは保有していませんが、最近ブリストルのP1のパイプラインから消えたということで株価が急落しました


その辺りの考察をしたいと思います  


まずペプチドリームは素晴らしい技術を持った企業です


活性を有するリード化合物は間違いなく見つけることができるので、共同研究の初期のマイルストーンの達成は容易だと考えます


ただこのあと薬にするまでが非常に難しいのではと最近感じています


主に投与経路、動態、CMCあたりでしょうか


おそらくブリストルがP1でやめたのなら思うような動態ではなかった可能性が高いと思います


あと抗体も進化しているので、相対的に競争力も下がっているのかもしれません


PD-1抗体を保有するブリストルは、ペプチド医薬品が脅威となるケースを考え、ヘッジも兼ねており、ペプチド医薬品に競争力が無ければ抗体をやればいいことになります


個人的には、ペプチドリームがペプチドの情報から低分子医薬品も考えているところが本音なのかなと。。


ただ、夢のある企業なので、また考えが変わるかもしれません